いのちの根を深く張ろう-2007年度「夏期講習」
お母様、お父様へ
いつもお世話になりありがとうございます。
いきなりトイレの話で恐縮ですが、実は教室のトイレの壁に、「相田みつを」の『道』という詩を貼ってあります。
(座ってじっくり読めるような? 位置に貼ってあります。)
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「道」 |
ところで、トマトやキュウリを上手に育てる秘訣をご存じでしょうか。何かで読んだことがあるのですが、
その秘訣とは・・・
「苗を植えた直後に水を与えたあと、その後数日間、水をやらない」のです。
水をやらないと、当然ですが、しおれてきます。ピンチの状態ですね。
そして、「これ以上水をやらなかったらマズそう・・・」というギリギリの状態になったら水をやり、その後は、普通に水をやって育てるそうです。
(私の家内に言わせると、切り花などもすぐに水を入れた花瓶に入れずに、同じようにすると、水を吸い上げる力が何倍も強くなって、その結果かなり長持ちするそうです。)
このように、植え付けたあとに、しばらく水をやらなかったトマトやキュウリは、背も高く、茎も太くなって、丈夫な実がつくのだそうです。
つまり、水がないというピンチの状態を経験したトマトやキュウリは、水を求めて根を深いところまで張りめぐらせるのです。
私はカボチャを作ったことはないのですが、「カボチャをたくさん収穫する方法」というのもあるそうです。
ふつうカボチャは放っておくと、1 本のツルに3 個~4 個の実がつくそうですが、ある方法を使うと、なんと10 個以上の実がなるそうなんです。
農業研究家の赤木さんという方が見つけた方法なのですが、それを知って私は大変驚きました。
その方法とは・・・
カボチャがそろそろ花を咲かせる頃になったら、いきなり根本を引き抜くのです!
(エッ! )
しかし、当たり前ですが全部を抜き取ってしまうのではなく、「プツッ、プツッ」と根が切れる程度にまで引っ張り、根が切れたら上から土をかぶせるのです。
カボチャにとっては、まさに生きるか死ぬかの究極の体験をすることで、その後グングン根をはり、わずか1 本のツルから10 個以上もの実をならせるほどに成長していくのだそうです。
これを読んで、人間も全く同じだなあと、つくづく思いました。
私たち大人でさえ、辛い経験やいやな思いをしたいとはなかなか思えません。
むしろ避けて通りたいと思うのが本音でしょう。
それが子どもであれば、なおさらです。
いやなこと、しんどいこと、辛いことを望んで受け入れるには、よほどの目的意識がないとできないも のです。
しかし、私たちは、勉強に限らずいろいろなことで、まだ精神的にも未熟なわが子に、あえてしんどい 体験をさせようとするのは、親として本能的に、そして経験的にそのことを知っているからだと思います。
さて、いよいよ夏休みが始まろうとしています。
塾の方でも、長時間、長期間の学習が始まります。
世間では、最近の子どもはなかなか「いざというときにがんばれない」「踏ん張りがきかない」と言 われています。
ですが、私は塾生たちに、ココ一番にしっかりがんばれる子どもになって欲しいと、心から強く思って
います。
熱く、長く、そして大変な時期かもしれません。
でも、私はすべての子どもたちに、『命の根』を強く張りめぐらせて欲しいと願っています。
今年の夏も、全身全霊を込めてがんばっていくつもりです。
そして、私自身も命の根を強く張っていくつもりです。
お母様、お父様も、ぜひお子さんを励まし、見守ってあげて下さい。
2007 年7 月吉日
岡本 徹也
■講習の詳しいご案内は、すでにご自宅にお送りさせていただいておりますが、こちらからもご覧いただくことができます。
→ 成績向上と志望校合格のための「夏 プロジェクト 2007」
- by SBI個別アカデミー
- at 2007年07月20日


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