子供の「反抗」は、「自立」のサイン
子供に反抗されると、親である私たちはつい、「どうして言うことを聞いてくれないの・・・」とか、
「全くどうしようもないヤツ・・・」なんて、ややもすると感情的にののしってしまったりという経験があると思います。
でも、『反抗は自立のサイン』
であることを知っていると、「この子はさらに自立しようとしているのね」と、子供の成長を喜ぶ余裕が出てきます。
これを書くきっかけとなったのが、実は私の上の娘(小学校1年生)のこの2週間ほどの出来事です。
幼稚園時代は、自分一人で遊びに行くようなことはありませんでしたし、させてもいなかったのですが、
小学校に上がるようになって友だちも増え、自転車にも乗れるようになったため、この数ヶ月の間に娘の行動範囲がかなり広くなりました。
子供を巻き込む悲惨な事件が相次ぐ中、一人で遊びに行っている間は親としても気が気ではありません。
そして、この2週間ほど門限をすぎてもなかなか帰ってこないこともしばしばで、家内は相当叱ったらしいです。それに対して、
娘の方はさして反省することもなく、ふくれっ面をして反抗的な態度を見せたらしいのです。
家内としては、娘のことを心配して言っているのに、娘の方は娘なりに一生懸命反抗していたのです。
そしてつい先日は、約束の門限を過ぎて帰宅し反省の弁もなく、「また叱られる」という態度を取ったため、とうとう家内はブチ切れてしまい、
かなり厳しく怒ったうえに私に、「パパからも何とか言ってよ!!」と激しく急き立てたのです。

「叱っただけで、なんとかなるのか・・・?」
と、私なりにこれまでの塾での経験もふまえて色々考えあぐね、ふと「娘は自立しようとしているのか・・・」
ということに気づいたのです。
私たち夫婦は、7歳とはいっても娘をまだまだ小さな幼稚園児程度の扱いをし続けていたことに気がつきました。
当然、まだまだ幼い子供に対して、家の外での危険に対する認識を持たせることも大切です。
でも、子供なりに反抗的な態度を取ってきたことに対して、親が理屈でねじ伏せようとしたり、
叱責するだけではプラスの結果が得られるはずがありません。
物事には、
必ずプラスとマイナスの二面性を持っていると言われています。
一見良くないことのように見える出来事や現象も、中立的な立場からとらえ直してみるとプラスの側面が見えてきたりします。
日常的に遭遇する「子供の反抗」という現象においても、それ自体はマイナス要素かも知れませんが、
その裏側にはプラスの側面を持っていることに気づいたのです。
娘の場合、自転車にも乗れ、
時計も読めるようになって一人でお友達の家まで行ったりできることが、すごく嬉しいのでしょう。そして、
夢中で遊んでいるうちに時間を気にしながらも門限をオーバーしてしまっていたのだと思います。
私は、娘が自分でいろんなお友達と外で遊べるようになったことを、素直に「すごいね」と言って褒めてあげました。その上で
「一人でいろんなことができるようになったのだから、自分でちゃんと時間を守れるようになれば、
大きなお姉ちゃんみたいにもっとすごくなれるよ」と話しました。
同時に、まだ娘には少々難しかったのですが、「責任」ということについてもいろんな例を挙げて話しました。
パパとママがいないときは、自分の身は自分で守れるよう、“約束の時間を守る”、“自転車に乗るときは交差点で必ず止まる”などなど、
普段から言っていることをもう一度確認して、「できるかな?」とたずねてみました。
娘曰く、「できるに決まってるやん!」
まだ数日しかたっていませんが、「あ~、間に合った!」
と言ってニコニコしながら門限前には帰ってきています。
子供が反抗するときは、子供扱いするより、
一人の人間として応援する姿勢を見せればいいということを、身をもって実感した出来事でした。
私の場合、たまたまこのような考えに行き着いたわけですが、もしかしたらもっと良い切り口があるかも知れません。
でも、小学生、中学生、そして高校生のお子さんを持つ親御さんにとって、何かのヒントになれれば幸いです。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
- by SBI個別アカデミー
- at 2006年09月28日


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