ジェット機は、なぜ飛ぶ?

さあ、また暑い夏がやってきましたね。中学生ならクラブの大会なんかで体力的にも大変だと思います。
だから、こんな時こそすべてにわたって力をゆるめてはいけません。

ところで話は変わりますが、あんな大きなジェット機、 どうして空を飛ぶのか知っていますか

「飛行機が空を飛ぶのなんて当たり前だよ」って声が聞こえそうですが、でもよく考えると不思議じゃないですか・・・

私がふだんお世話になっていて、師と仰いでいる方(森先生といいます)なんかは、未だに飛行機が恐くて乗れないんです。 今日もその先生は北海道からもどってくる予定ですが、どうがんばっても飛行機に乗れないので、なんと電車を乗り継いで、 片道延々16時間もかけてもどって来るそうです。 大変ですね(^^ゞ

ところで飛行機ですが、あんなものが空を飛べるのには、 ちゃんとワケがあります。 難しい話をすると、流体力学やら航空物理学の話になってしまいますが、そんなことはさておき、(完全に正確ではないですが) 簡単に説明しますね。

飛行機が飛び立つとき、いきなり空中に舞い上がるわけではないですね。 静止した飛行機はまず「滑走路」をグングンスピードを上げて走っていきます。あんな大きくて重たい「物体」が、新幹線以上のスピードを出して走るわけです

飛行機には翼があるのですが、スピードを上げていくと、 翼の上側には空気の速い流れができ、下側は空気の遅い流れができます。

平たく言うと、機体のまわりの空気がドンドン翼の下にもぐり込んでいきます

そして、もっともっとスピードを上げていくと、さらにさらに空気が下に回り込み、 機体の上側よりも下側の空気の方が、もう圧倒的に空気の密度が高くなり、機体の下側に大きな圧力ができます。するとどうなるでしょうか・・・

自然界のありとあらゆるものは「不均衡(ふきんこう)=アンバランス」 を嫌いますから、空気の密度・圧力のアンバランスをなくそうとして、下側の空気が、 なんとあんな巨体を上に(なんと350トンもあるそうですよ・・・)押し上げようとするんです。 これがいわゆる「揚力」というものです。


さらに揚力がついて機体が浮き上がったところで、エンジンを「ちょこっと」 全開にしてやれば、 もう地球の裏側まで飛んでいってしまう・・・というわけなんです。

さあ、どうですか?

なるほど!・・と思ってもらえました?

じゃあ、話は分かりやすいですね(^^ゞ

私がなぜこのお話をしたかというと、「飛行機が飛ぶ理屈」と 「学力をつけて成績を伸ばし、目標をGETする理屈」も実は全く同じだと言うことです。

飛行機は離陸寸前には時速300km以上のスピードが出ていますが、もし時速100km程度で滑走路を走っていたらどうでしょう?
いつまでたっても飛べないばかりか、滑走路を突き破ってしまいますね(゚ε゚;)

機体が浮き上がるほど全力疾走するから、飛べるんです。そして、 実は飛行機は大空を飛んでいるときに比べて、離陸時にものすごい量のジェット燃料を消費します。いったん浮き上がってしまうと、 それほど燃料を使わなくても(燃費がいいということ)、目的地までたどり着けるわけです。

受験合格に、そして成績アップにむけてがんばるあなたにも同じことが言えるんです。

「全力で走ること!」


大変だと思います。でも文句を言わずに、とにかくひたすら走るんです・・・

見たいテレビも我慢するのも、

このクソ暑い中、何時間も塾で缶詰状態で勉強するのも、

夏の宿題を全力でさっさと片づけるのも、

苦手で、もう見たくもない科目にチャレンジするのも、

家でさらにもう一回復習しておくのも

すべて、すべて、あなたが「浮き上がる」 ためなんです。

しんどいです。辛いです。大変なエネルギーを使います。

でも、がんばってがんばって「浮き上がるチカラ」をつけた人だけが、 次のステージに上がるわけです。

次のステージに上がることができれば、そんなにエネルギーを使わなくても、 あなたの望む目的地へと自動的に連れて行ってくれるんです


そして、覚えておいて下さい。

飛行機が飛ぶときに走る滑走路の長さが決まっているように、

あなたが「浮き上がる」までの時間も限られている
、ということを・・・


あなたは自分の滑走路を、ゆっくりのんびり走りますか?

それとも、全力で走って次のステージに飛び立ちますか?

 

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