行動を継続させるための、「1000分の1運動」

大人でも子供でも、何かを継続させることって結構大変です。
例えば、日頃の勉強に関しては、「毎日コツコツ・・・」がやっぱり理想ですね。だから、親御さんもつい「テスト前にあわてて勉強しないで、 毎日コツコツやりなさい!」と言ってしまいます。
性格もあるでしょうが、その「コツコツ」がなかなかなんですね。

私なんか、「コツコツ」貯金・・・なかなかできていません。
最近出てきたおなかを引っ込めるために、「コツコツ」運動・・・三日坊主。う~、反省! (母ちゃんゴメンナサイ。)

でもだからといって、やめてしまってはダメなんです。たとえ三日坊主でもいいから、やりかけたことを継続させることがすごく大切です。
どういうことかというと、3日間継続して1日休んでしまったとしても、 それを繰り返すことによって1年間で300日行動できたことになるわけです。

私はしょっちゅう、気になる生徒がいれば授業中でもそばに呼んできて、モチベーションアップのためのいろんな話をします。 中3生であればこの時期、これから夏へ向けての本格的な受験対策に入る前に、必ず一人ずつ呼んではあれやこれやの話をします。
春に種をまいて、秋に収穫するためにこれからしっかり水やりと手入れをしないといけないとか、受験までの具体的な学習戦略など、まあ、 いろんな話をするわけです。当然、生徒は俄然ヤル気になります。そのときは別人のように燃えるんですね。

「先生、オレ、ガンバルわ!」

すかさず、今週からどこをどのようにやっていくかのツメを話して、しばらく見守ります。

1週間後、また声をかけます。

   私:「どうや、やってるか?」

   生徒:「はじめは快調やったけど、・・・(言い訳+言い訳+言い訳)・・・」

案の定、モチベーションは下がり、生徒も以前の自分にもどってしまいかけているのを自覚するわけです。
そこで、私がいつも言うのは、
「毎日毎日コツコツできたら一番いいけど、大人でもなかなかそれがでけへんのやなあ。だから、できなかった日があってもいいから、 絶対に続けろ。また来週に様子聞くからな。 ○○○××○×○○○でもええから、今が一番大事な時期やからこれだけは忘れるな。
ゼロは何かけてもゼロ(0×100=0)やけど、1×100=100になるから・・・」
というような話をくり返しやるわけです。

そうして、1ヶ月、2ヶ月、様子を見ながら、「言ったとおり、続けてるか? おぅ、すごいやんけ!」と持ち上げたりして、 やがてやるのが当たり前になるようにし向けていきます。

もし、子供も含め、私たちが「昨日の自分より今日の自分が1000分の1 (=0.1%)何かで向上したとすれば」、どのように成長していくでしょうか。

実際に計算してみると、1年で300日行動した場合、

1年間で、1.3倍(3割増し)の成長
10年間で、(2割のロスを見込んでも)10倍の成長
20年間で、100倍の成長
30年間で、1000倍の成長


が見込まれるわけです。これってスゴイと思いませんか?

「1000分の1の向上運動」・・・たとえ三日坊主でもよいから継続させることで、1年間で3割の能力アップが図れるのです。

ご家庭でも、こんな話を食卓でされるのも、たまにはいいのではないでしょうか。


※記事へのコメント大歓迎です。ぜひいろんなお声をお聞かせ下さい。(岡本より)

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